介護予防(2)転倒
介護が必要な状態になるには、脳血管疾患(脳卒中)などの「生活習慣病」のほかに、加齢による衰弱や転倒・骨折する「老年症候群」と呼ばれる老化現象があります。
寝たきりになる原因として、脳卒中についで転倒・骨折が第2位に挙げられています。
「転倒→骨折→寝たきり」とならないためにはどうすればよいのでしょうか?
骨を丈夫にすることも重要なのですが、転ばないようにすることが一番でしょう。
転びやすい人には共通点があります。
転びやすい人は歩幅が狭く、歩き方が弱々しいこと、「歩く」「またぐ」「上がって下りる」など移動に必要な筋力やバランス能力が低下しているのです。
歩く動作は片足立ちの連続から成り立っています。年齢を重ねるにつれて、片足立ちの時間をできるだけ少なくし、両足が地面についている時間を長くしていると考えられています。
また、転びやすい人は太り気味で動脈硬化の傾向があることも分かっています。
高齢者が転ばないようにするには日常生活に運動を取り入れ、肥満を防ぎ、生活習慣病を予防することが大切です。
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