仙道(7)
蓄えた「精」は丹田に集まり、ここで「気」となります。
丹田の「気」があふれ出し、前回紹介した各関所を通って流れていきます。
関所(前回のおさらい)
丹田(たんでん):へその少し下の部位を意味します。
会陰(えいん) :陰部と肛門の中間のところ。
尾閭(びろ) :尾骨の部分をさします。
夾脊(きょうせき):脊柱のちょうど真ん中あたりです。
玉枕(ぎょくしん):首筋の上のくぼんだところ。
泥丸(でいがん):頭のいちばん上のところ。
印堂(いんどう):眉と眉の間の部分を指す。
膻中(だんちゅう):乳と乳の間の部分を指す。
「丹田」から流れ出た[気]は下に向かって動き出し、「会陰」に集まり、「会陰」を通って「尾閭」にあがります。
仙道では「丹田」から気を動かすことが出来てもこの「尾閭」でつまづいて修行を断念する人が多いそうです。
「丹田」から「会陰」まではんなく通るのですが、「尾閭」にぶつかるとなかなか通ることが出来ないようです。
この「尾閭」を通り抜けると「夾脊・玉枕」も次々と通り「泥丸」まで上ります。
「泥丸」からは下りとなるので、「印堂・膻中」と通ってもとの「丹田」に戻ります。
仙道ではこの一連の気の流れを作り出すことが修行とされており、難しいこととされています。
しかし、心癒功ではこの一連の気の流れを1日で作ることが出来ます。
仙道と心癒功ではこの気の流れの捉え方が違うのかもしれませんが、健康になるという最終目標は同じもので、効果も上がりますので、心癒功の方法は間違いはないと自負しています。
« 1日だけの「若がえり健康講座」参加者募集中! | トップページ | 仙道 (8) »
「気について」カテゴリの記事
- 【 自発動功について 】(2019.10.28)
- 気エネルギー(2018.08.27)
- 心癒功 気について(2018.05.07)
- 気学(2015.08.09)
- 仙道 (8)(2008.10.06)
コメント