言葉でその人がわかる
おもしろいことに、人が使う接続詞を注意して聞けば、その人の考えや人生観、生きる姿勢などがわかる。投げやり、自分を粗末に扱っている、傲慢、自信がない、人の話を聞いていない…。たとえば次のようだ。
・でも、だけど……(逆説ではじまり)人の話を受け入れていない
・やっぱり、だから…自分の意見を主張したい
・まあ、たぶん……自分に自信がない
また、自分をどう扱っているかも言葉に出る。下の表をご覧いただきたい。
[被害者・犠牲者の言葉] [自己責任を取る人の言葉]
私にはできない どうしたらできるか考えよう
忙しい 時間は作れる
大変だ 何とかなる
仕方がない もっといい方法はないのか
自信がない 自信がある
自分を被害者、犠牲者と扱っている人の言葉は、自分にいつも何かに振り回され、そうした自分を卑下し、悲劇のヒロインを演じている。すべてはまわりのせいで、話す内容も過去の話が多い。声のトーンも暗く、笑ってもあきらめ笑いだ。
一方、自己責任を取れる人の言葉は、パワーがあり、自分が回りを動かしているという自信にあふれ、内容も今後の話が多い。言葉もシンプルで、迷いがなく、声もはっきりとしていて自信に満ちた笑いがある。
これらは誰でも無意識に感じているはずだ。自分が無意識に使っている言葉で自分が評価されているとは、何とも恐ろしいことだろうか。あなたは自分の知らぬところで損をしているかも知れない。
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