【 Q&A 予知能力 】
菅様
ご迷惑と思いきや、私の友人の件で、ご相談がありメールさせていただきました。もしよろしければ、差し支えのない範囲で、アドバイスをいただけませんでしょうか。
昨日の夜、大阪に転勤になりました友人から以下のような電話がありました。
実家の名古屋に帰ったとき、朝方木魚の音がどこからともなく聞こえてきたそうです。間違えなく木魚だったそうです。どこかで朝からお祈りしていた人がいたのではと問いただしましたが、そうではないとのことでした。
実は彼は前にも同じようなことがありました。そのときは妻方の親戚の家に泊まったときに子供の泣き声が聞こえてきたそうなのです。そしてその数日後、そこに住む妻のおじさんが亡くなりました。よくよく聞いてみると、そのおじさんには兄弟が何人かいたそうで、その何人かが小さいころになくなっていたとのことなのです。
ということで、今回も虫の知らせで、身内に何か不幸があるのではないかという心配から私に相談してきました(私は一瞬、「心の道場」に入会したことを知っているのかな?と思いましたが)。私ではなんとも返答のしようがなかったため、菅様に大変ご迷惑と思いきや相談させていただいた次第です。
彼に霊的な何かが関与している可能性はありますでしょうか?
もしご迷惑でなければ、お教えいただけませんでしょうか。
どうかよろしくお願いいたします。
菅より:
このような場合は、よく虫の知らせといわれますが、実際に起こることです。
これは、その友人に霊的な何かが関与しているのではなく、友人自身が、霊的に敏感なのです。霊界で起こっていることを察知する能力があるということです。霊界で起こっていることはいずれ人間界にも起こります。時間的にずれがあるということですね。
わかりやすく言うと予知能力の一種です。
もし仮にその友人が感じたことがその方の身内の不幸を暗示するものであったら、何かをすることで身内の不幸を防ぐことが出来るでしょうか?
出来ません。なぜならこのようなケースでは、既に誰かが亡くなりかけているのですから時既に遅しということです。
従って、ある意味では予知したことが起こることはあるとしてもその結果を変えることは出来ないのですから、気にすることは無いのではないでしょうか。
内容が内容だけに、無視するというわけにはいきませんが、出来事にではなく、予知能力に対して気にする必要は無いという意味です。
ただし、何かを変えることによってその結果が変わる事柄であれば、予知能力は大変便利なものとなります。
確かによく予知が働く人はいます。しかし、不吉な事柄に対してのみ予知が働く場合が多いものです。これは何を意味するのでしょうか。
このことに関してはもっと深く考えてみたいと思います。
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